Q1:農業を仕事にしようと思ったきっかけを教えてください。
ー 大好きな高知で有機農業を
僕は高知で生まれ、ずっと高知で育ってきました。小さい頃から山が大好きで、いつかふるさとのような環境で仕事がしたいと思っていました。高校を卒業後、県外にある農業分野でトップクラスの専門学校へ進学し、たくさんの仲間達と農業を深く学ぶにつれ、特に「有機農業」が環境や人にとってとても大切な事だと知り、次第に魅かれていきました。 有機農業で育 てた作物は、今はまだ価格も高く一部のお店でしか買えない場合もありますが、人や自然にとって“有機”である意味は大きいと感じています。 将来は、誰でも気軽に有機野菜が食べられるような世の中になってほしい。今の僕はそのために、ここで修行させていただいているのだと思っています。 |
Q2:「大地と自然の恵み」を選んだ理由を教えてください。
ー 有機で安定生産、大規模化ができているということ
有機農業は、細かい気配りが必要で、作業も多くなります。また、山間部のような傾斜面を活用した小さな畑で行われる場合には、とても非効率になってしまいます。そしてなにより、法人経営にとって重要な安定出荷の難しさがあります。
大地と自然の恵みは、有機農業法人としては規模が大きく環境も整っていて、圃場ごとに売上予測を立てるなど安定出荷にも取り組んでいます。僕は就職先を探す際、高知で有機農業に特化した会社を希望していたんですが、ここの規模の大きさはすごい!と感じたことを覚えています。また、その印象は今でも変わっていません。
有機農業は、細かい気配りが必要で、作業も多くなります。また、山間部のような傾斜面を活用した小さな畑で行われる場合には、とても非効率になってしまいます。そしてなにより、法人経営にとって重要な安定出荷の難しさがあります。
大地と自然の恵みは、有機農業法人としては規模が大きく環境も整っていて、圃場ごとに売上予測を立てるなど安定出荷にも取り組んでいます。僕は就職先を探す際、高知で有機農業に特化した会社を希望していたんですが、ここの規模の大きさはすごい!と感じたことを覚えています。また、その印象は今でも変わっていません。
Q3 : 今後の有機農業についての思いは。

ー 有機農業があたりまえになるように
蛙や魚がたくさんいるような環境を残すために、地域で有機農業の圃場の割合を増やし、やがて有機が当たり前で珍しくもないという状況に変えていきたいです。
有機農業が少数派であるうちは、付加価値で競争力のある生産者が力をつけ、有機農業が一般的になれば、生産力のある土地と地域循環で、輸入に頼らない、輸入品に負けない生産物で生き残り、本当の意味での自給率の向上を達成し、日本全体の国力の維持、増強に繋がれば良いと思っています。
蛙や魚がたくさんいるような環境を残すために、地域で有機農業の圃場の割合を増やし、やがて有機が当たり前で珍しくもないという状況に変えていきたいです。
有機農業が少数派であるうちは、付加価値で競争力のある生産者が力をつけ、有機農業が一般的になれば、生産力のある土地と地域循環で、輸入に頼らない、輸入品に負けない生産物で生き残り、本当の意味での自給率の向上を達成し、日本全体の国力の維持、増強に繋がれば良いと思っています。