Q1:日々のお仕事で、どんなご苦労や、やりがいを感じていらっしゃいますか?
作物が見せてくれる反応を、より良い結果へといかに繋げるかを毎日考えています。
植物って難しいな、と感じるのは、全く同じように接していても状態がさまざま違ってくることです。種の状態、土の状態や日当り、水やりの加減など、ちょっとしたことで大きな差となってあらわれます。本当に予測不可能なことが起こるので、日々模索中、といったところでしょうか。
そのため、毎日の“反省”がとても大切です。作物への接し方に対してどのような反応が返ってきたのかを細かく記録し、より良くするための試行錯誤を重ねています。
何が正しいのか、答えは無いため自分で探していかなければいけません。自問自答し、困惑することも多々ありますが、それこそが有機農業の面白さ、醍醐味だと考えています。
植物って難しいな、と感じるのは、全く同じように接していても状態がさまざま違ってくることです。種の状態、土の状態や日当り、水やりの加減など、ちょっとしたことで大きな差となってあらわれます。本当に予測不可能なことが起こるので、日々模索中、といったところでしょうか。
そのため、毎日の“反省”がとても大切です。作物への接し方に対してどのような反応が返ってきたのかを細かく記録し、より良くするための試行錯誤を重ねています。
何が正しいのか、答えは無いため自分で探していかなければいけません。自問自答し、困惑することも多々ありますが、それこそが有機農業の面白さ、醍醐味だと考えています。
Q2:具体的なお仕事内容を教えていただけますか?
まるで子育てのように、時間をかけて作物に接しています。
社で収穫した作物の販売業務を中心として別会社の代表を行っています。同時に、弊社で育てている作物の栽培や収穫など現場の仕事も、社員と一緒に行っています。今は新人社員と2人でペアになり、生姜の栽培を担当しています。 生姜は定植から収穫までの期間が約10ヶ月と、他の作物に比べ時間がかかります。ちょうど子供が産まれてくる期間と同じせいもあってか、育てているうちに自分の子供のような存在になってきます。 僕は、種を植える作業が一番好きなんですよ。なぜなら、芽が出たときの感動があるからです。こんな小さな種から芽が出て大きな葉に育っていく様子を見ていると、植物って本当に不思議だな、とつくづく思います。 |
Q3 :今後、どのようなことに取り組んでいきたいとお考えですか?
高い技術力とゆるがない意思を、商品力へ繋げていきたいです。
私は、いずれ一代目である父から引き継いで会社全体を背負っていく立場にあります。より良い経営のため利益をあげていかなければいけない部分と、本当に美味しい作物を育てるために努力する部分との両立には、葛藤もありますが自分自身の意志を強く持って行動しなければいけません。
そのためにも、技術力を上げることが不可欠だと思っています。技術力とは、知識や、知恵、経験そのものです。私自身、経験を積んでいくと同時に、常に試行錯誤を続けていきたいと思っています。
私は、いずれ一代目である父から引き継いで会社全体を背負っていく立場にあります。より良い経営のため利益をあげていかなければいけない部分と、本当に美味しい作物を育てるために努力する部分との両立には、葛藤もありますが自分自身の意志を強く持って行動しなければいけません。
そのためにも、技術力を上げることが不可欠だと思っています。技術力とは、知識や、知恵、経験そのものです。私自身、経験を積んでいくと同時に、常に試行錯誤を続けていきたいと思っています。