有機青ねぎ
青ねぎが「薬味」と呼ばれる理由
青ねぎが「薬味」と呼ばれる理由ねぎの独特な刺激臭は「硫化アリル」というもので、消化液の分泌を促し、ビタミンB1の吸収を助け、内臓の働きを活発にして血行を良くします。また、体の中の老廃物を排除して血液を浄化する働きも。
辛味成分には発汗作用を促す働きもあり、体を内側から暖めて風邪を治してくれます。ネギのことを「食べる薬」=「薬味」やくみと呼ぶのはとても的を得たことなのです。 耕土や気候による東西の違い根の白い部分の長い、根深ねぎ(長ねぎ)は関東好み、緑色の葉の部分を使う葉ねぎ(青ねぎ)は関西好みといわれ、文化の違いなどと語られることもありますが、実は耕土や気候の違いでネギの種類が分かれたといわれています。
東日本では耕土の深いところで作られ、寒さに耐えるよう根元に土寄せをするので、ネギは厳冬期に土の中でじっくりと白く長く育ちます。一方、西日本は耕土が浅いので土寄せしないで育てるため、葉を食用にする葉ねぎが主流となったのです。 |
栽培の様子
- 作付準備は毎月天気を見て行っています。
定植時期は、天気、生育及び出荷状況を考え毎月30a以上の作付を行い、収穫は周年です。
生育期間中の主な作業は、冬は黒マルチ、夏は表が白地、裏が黒地のパンダマルチを使用している定植後葱の株元から草が生えてくるので定期的に見回り除草します。春から夏にかけてアブラムシが多発するが防除は何もせずただ見守るだけ。
夏秋は特に葱を食害するハスモンヨトウが発生するので、小まめに見回りを行います。