気温が下がってくると、食べたくなるのは断然お鍋! 最近ではお鍋に入れるだけの粉末や液体のスープの素がたくさん出回っていますが、元々のお鍋は野菜やお肉から出た出汁(だし)を生かしたお料理。寒くなって甘みを蓄えた野菜の旨みをじっくり味わえるレシピを紹介します。 野菜とお肉はもちろん、キノコや油揚げからも独特の旨みと油のコクがしみだします。鍋奉行が具材を入れる順番にうるさいのは、この出汁こそが鍋の美味さだからなのです。適当に全部放り込んで煮たのではもったいない。機を見極め、具材の持つ最高の可能性を余すことなく引き出すのだ!!(奉行より) 【材料】2人分
・だし汁 1リットル(かつおと昆布のだし) ※顆粒のものを使っても良いが、塩分が入っている場合は、塩と醤油の量を調整する。 だしの取り方→https://www.yuukinougyou.com/recipe/category/2637727231387381239712366 ・塩 小さじ4 ・しょうゆ 大さじ1 ・みりん 大さじ1 ・日本酒 100cc ・にんにく 2かけ(すりおろし) ※ 辛いのが好きな人は、食べる時に柚子胡椒や、七味唐辛子を入れるのもおすすめです。 ・きのこ類 (しめじ、えのき、しいたけなど) ・有機ニラ 2袋 ・もやし 1袋 ・厚揚げ 1個 ・豚肉細切れ またはバラ肉 150g ・うどん またはラーメン 2玉 ・有機青ねぎ 2~3本 具材は、上記の他、白菜、白ネギ、つみれなど、あるものを入れて。豚肉がなければ、鶏もも肉や鶏の肉団子などを入れてもおいしい。 【作り方】 1・だしを取ります (だしのとりかた https://www.yuukinougyou.com/recipe/category/2637727231387381239712366) 2・1のだしに、酒、にんにくのすりおろしときのこ類、厚揚げを入れて弱火にかけます。(きのこと厚揚げを先に入れるのは、旨みを引き出すためです)沸騰したら他の調味料を入れます。ひと煮立ちしたら味見をして、好みで塩や酒を足します。(この後、水分のある素材を入れるので、ここではやや濃い目に味付けしておいた方がいいかもしれません) 3・麺以外の具材をすべて入れ、火かげんを中火にしてから蓋をして具材に火が通るまで煮ます。 もやし→豚肉→ その後豚肉に半分くらい火が通ったらニラの順に入れます。 ・肉はまとめて入れず、一枚一枚ばらして入れます。 ・ニラは一番最後にもやしの上にふわっと載せる程度で。火が通り過ぎるとクタクタになるので、全量の三分の一ぐらいを最初に入れて、残りは食べながら足してその都度煮ます。 4・各自取り分けて(スープは後で麺を入れるので半分以上は残す)鍋の中身を食べ終わったら、最後にうどんかラーメンを入れて火にかけ、好みの固さになる直前に刻んだ青葱を入れて蓋をし、少し蒸らしたら出来上がりです。 |
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12月 2021
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