今の時期しか作れない旬の味、新生姜と青ゆずを使ったフレッシュなジンジャーシロップのレシピ紹介です!
以前紹介した、ジンジャーシロップとの違いは、香りと水分です。 炭酸で割って、ミントをあしらいました。好みで柑橘果汁を足します。ウォッカやジンなどを入れるとおしゃれなカクテルにも。 新生姜は、水分が多く、辛みが控えめで香りが瑞々しいのが特徴です。このため、糖分と少量のゆず果汁以外、まったく水を加えないシロップが作れます。まだまだ暑い9月ですから、冷蔵庫に常備して、冷たい水で割ったり、炭酸水で割ったり、はたまたお酒で割ってみたり、色々な使い方ができるフレッシュな風味のシロップです。 さっそく、材料と作り方を。 【材料】 ・新生姜 500g ・青ゆず 4個 ・粗糖 500g ・塩 小さじ1/4 ※ 使う糖分は「粗糖」です。薄い褐色で、粉末、というよりも顆粒状、白砂糖と黒砂糖の中間ぐらいの精製度ですが、飲み物の場合、黒砂糖やきび砂糖では少々風味が強すぎるので、粗糖を使用しています。(ひとくちに砂糖と言っても色々あります。砂糖についてはおいおい詳しい記事を掲載予定です) ちょっと贅沢ですが、糖分はハチミツに置き換えることもできます。生姜500gに対して300ccぐらい、その場合は、加熱せずにスライスした新生姜と青柚子を瓶に入れてからハチミツを注ぎ、冷蔵庫に入れて3日程度置いた後、漉して瓶に移します。 【作り方】 1・新生姜は洗って、皮をむき、傷んでいる所があればその部分を切り取って、2mmほどの薄切りにする。 2・ほうろうか、土鍋、なければステンレスの鍋(アルミや鉄などの鍋は避ける)に1と粗糖を入れてまぶし、1時間ぐらい置いて、じんわりと水分が出てきたところで弱火にかけ、こげつかないように時々混ぜながら15分ぐらい炊く。火を止めて布巾などで覆い、半日ぐらい置いておく 3・青ゆずを洗い、1つは2mmぐらいにスライスして、種を取り除き、残りの3つは果汁をしぼります。(残った皮は、お料理の薬味などに使用できますので捨てないで!緑色の外皮だけを薄く剥きとって、冷凍したり、刻んで同量の塩と混ぜておけば、長持ちします) 4・2を瓶に移して、3の青ゆずスライスと果汁を加え、冷蔵庫で1日置いた後、漬けてある生姜と柚子をざるなどで漉し取って、シロップと分離します。シロップを作った後の生姜とゆずは、お菓子作りや、お料理の隠し味に使用できます。冷蔵だとカビが生えることがあるので、冷凍しておくと便利です。(糖分が多いので完全に固まらず、シャーベット状になります) 【シロップをしぼった後の生姜の使い道色々】 ・細かく刻んで、カレーや煮込み料理の隠し味に(カレーなら4人前に小さじ1~2杯) ・細かく刻んで、パウンドケーキなどの焼き菓子に ・紅茶に入れる ・カツオや牛肉、貝などのつくだ煮に 【柚子肉味噌】
豚ひき肉 100g 味噌 大さじ4 味醂 大さじ2 お酒 大さじ2 砂糖 大さじ4 ゆず果汁 大さじ1 1、調味料を鍋に入れて、なめらかになるまで焦げないように混ぜながら、20分ほど煮詰める。 2、火を止めてから柚子の果汁を加える。 3、ひき肉を炒め、火が通ったら、2の味噌と合わせる。 (調理時間 40分)
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12月 2021
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